新入社員はいつまで新入社員なのか?

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新発売はいつまで新発売の肩書を使えるのか?次の製品が出るまで新発売?発売してから1年?よくわからん。

と思ったら公正取引委員会で、発売されてから1年か、または次の新製品が出るまでか、いずれかの短い方と決まっているようだ。

それでは新入社員っていつまで新入社員なのか?4月に入社して次の年に新卒社員が入社するまでのずっと新入社員?たしかにそうかもしれない。

中途採用だったらどうなるのだろうか。40歳や50歳でも「新しく入った」のであれば文字通り「新入社員」だが、即戦力として期待されその経験と能力が期待されて入社しているなら、そのベテランを周囲は新入社員として扱わないだろう。取引先でもいい年したオッサンが「最近入社したものでよくわからないんですけど」などと言う人がいるが「あんたじゃなくて分かる人連れてきて」と言いたくなる。

と考えれば、新入社員の称号は「仕事ができないかもしれない人材」というネガティブな要素を含んでおり、それが新卒なら特に「仕事ができないけど若いから許してあげよう」というニュアンスが読み取れる。

子供の頃、鬼ごっこをしても絶対に鬼にならない小さな子どもを「お豆」なんて言い方をして一緒に混ぜて遊んで居たけども、新入社員っていう言い方は「お豆」に近いんじゃないかと思う。大学も出ているいっぱしの大人がお豆扱いなんだから、ある意味屈辱的な呼び方でもある。

言われるのなら「え!まだ1年目なの?」が断然いい。見た目の若さと仕事っぷりが噛み合わないのが優秀さの証。

そもそも新入社員になるために会社に入るのではないのだから、新入社員の称号なんて2年目を迎える前にさっさと返上したほうがいい。