就職展示会などで「国籍不問」という文字を出すと、規定に引っかかるのだそうだ。
あたかも他の企業が差別しているように受け取られる、
または「そんなことあたりまえだから」というのが理由だ。そりゃそうだ。
テクダイヤでは全く国籍を気にしない。
実際に過去、マレーシア人、台湾人、トルコ人が居たし、
現在でも台湾、中国、そしてフィリピン人が居る。
面白いのは、その誰もが特定の国との取引のために雇用されたのではないという点だ。
日本または海外からの留学生と話をしていると
「母国と留学先でお世話になった国の橋渡しをしたい」という声をよく聞く。
その気持ちも分からなくもない。
しかし、地球規模でグローバリズムが発達し市況がどんどんと変化するような時代に、
特定の国だけ未来永劫に商売が成り立つというのは都合の良すぎる考え方だ。
それに、取引先の国が増える度にその国の人間を雇用するというのは効率が悪いし、
言葉だけを問題にするのであればスポットで通訳を雇えばいい。
言葉が出来るかどうかではなく、業務遂行能力が高いかどうか。
その見極めが選考では重要なのだ。
国籍は問わない。しかし仕事が出来るかどうかは問う。