私には兄が居るのだが昔からパソコンが苦手。特にWindowsのバージョンが変わるたびに操作に困って電話がかかってくる。そして毎度同じような文句が繰り返される。

「マジ今度のWindows●●、クソ！面倒くさい」

これがWindows95でも2000でも、XPだろうがVistaだろうが、いつも同じ。しかし、よくよく考えてみればそのクソバージョンだって新しいWindowsが出る頃には慣れてクソじゃなくなるのだから我慢さえすればいいのに。と思うのだが苦手な人にはさぞストレスなのだろう。

iPhone使っている人にはAndroidは面倒くさいし、Windows派にはMacは面倒くさい。スーツを着慣れない人にはネクタイ結ぶの面倒くさい。他、慣れなきゃ何でも面倒くさい。説明書見るのがめんどくさい、アイロンかけるの面倒くさい、タッチタイプが面倒くさい、料理するのが面倒くさい、掃除するのが面倒くさい、運動するのが面倒くさい、時間管理するのが面倒くさい、予約するのが面倒くさい、焼き魚を食べるのが面倒くさい、etc。

しかしそのうちに慣れる。

回数をこなしているうちにコツが見つかり、勘所さえ掴めれば面倒と思わなくなる。それこそ利き手ではない方で文字を書いたりご飯食べたりするのは大変だが、これだっていつかは慣れる。誰も「手を使って飯食うのかったるい」なんて言わないのだ。

私は新しいことを始めるときにはストレス度は高い。めちゃくちゃイライラする。そのイライラ度は他の人よりも高いかもしれない。だがらこそ「そのうち慣れる、そのうち慣れる」と呪文のように自分に言い聞かせ、慣れるのをひたすら待つようにしている。

就活生も履歴書書くのが面倒くさい、エントリーシート書くのが面倒くさい、適性テストが面倒くさい、人と会うのが面倒くさい、グループディスカッションが面倒くさい、WEB面接が面倒くさい、など慣れないことで億劫に思うことは多々あるかと思うが、そこをぐっとこらえることが必要。面倒なことを面倒臭くやっていると、それは「いい加減」や「適当」につながる。

と、他人を励ますのは面倒臭くないのだが、このブログを書くのが面倒くさいことこの上ない。