学生のうちにやっておいた方がいいこと

with コメントはまだありません

先日のテクダイヤ内定者との懇親会で「学生のうちに何をしておけばよいのでしょうか」という話題が持ち上がった。色々考えるとやはり社長が言うように「遊んどけ」なのかもしれない。

以前は英語をやっとけ、だったが出来てもこんだけ翻訳技術が発達してくるとアドバンテージにはならない。20年前に習字をやっといたほうがいいとか、ソロバンが出来たほうがいいなんていうアドバイスが的外れなのと同じで、今ならむしろ英語が出来ないのをIT機器でカバーする技術を持つ方が役に立つこと間違いない。

そもそも、就職先が決まってから就職するまで1年もないのだ。その短い期間で習得できる付け焼き刃が、会社に入って重宝したとしたら社会人ってどんだけ薄っぺらなんだ、ってことになる。

自分が大学4年生に戻ったとしがら何をやるか。

料理教室に行って一度きちんと基礎を学びたい。サラリーマンになってから料理教室に通えるかというとなかなかそうはいかない。歌舞伎や文楽といった趣味もここ10年くらいの話だが、学生の頃に見ておけばもっと市川團十郎とか住大夫とか貴重な公演をたくさん見れたな、と思う。筋トレもあの頃からやっていれば今頃もっといい体型だったろうに。電子工学もちゃんとやっておけばオーディオ工作ももうちょっとまともになったのに、惜しいことをした。

などといろいろ考えるが、まったく仕事に関係ないのはどうしたことか(笑)

いや、仕事に重要な知識も経験も会社に入って現場に立たなければ身につかない。ちょっとやそっと真似事をしてアドバンテージを作ったつもりでも、会社に入って真剣にやった他の同僚にすぐに追いつかれてしまうだろう。

それやこれらを考えると、バイトに励んでお金作って、パァーっと使って遊んだほうがいい。

でも大事なのは真剣に遊ぶこと。ぼーっと、しかもなんとなく過ごすのは時間とお金の浪費だ。真面目に遊べば、何かは残る。