ここ最近ブログの更新が無かったのは4月から新入社員研修がみっちりと入っていたから。
ようやく研修も終わり配属先へと飛び立った。
しかしサラリーマンはここからが本番。就活生の会社選びは好きか嫌いかで決める。
しかしこの感覚は「愛する」というのとは異なる。就活生から社会人になったことで、
単なる好き嫌いではなく仕事や会社を「愛する」ことが求められるのだ。
さてここで恋愛指南をしよう。
恋に必要なのは情熱。愛に必要なのは忍耐。
恋は落ちるもの。愛は作るもの。
恋は夢。愛は現実。
恋は無謀に始まるが、愛には責任が伴う。
恋は無計画に始まるが、愛には計画性が求められる。
恋に必要なのは冒険心で、愛に必要なのは思慮深さだ。
会社に入る理由はほぼ恋と同じ。しかしそこを愛せるかどうかは忍耐と努力がなければ持続しない。
就活で苦労した学生は多いと思うが、そこで培った感覚のまま社会人生活をスタートすると
理想と現実のギャップに悩むことになる。
そのギャップを埋めるべく、一つ一つレンガを積み上げて夢を目標に変える作業が必要なのだが、
この積み上げ作業が地味で面白みが感じられない、と若手社員は悩む。そして何割かは
足場を固めることに嫌気をさし、仕事を愛することができずに夢を見て早期退職の道を選ぶことになる。
一人前になるのに近道はないのだ。